こんにちは、富澤商店スタッフです。
富澤商店では、直営店舗やオンラインショップを通じて一般のお客様へ商品をお届けするだけでなく、全国の製菓店・製パン店・カフェなど多くの事業者様にも卸サービスをご利用いただいています。
今回ご紹介するのは、卸サービスの中の一つ、「ルート配送サービス」をご利用いただいているお客様の一店舗、多摩境エリアで洋菓子店「Atelier Cachette Tamasakai」を営む田中さんです。
田中さんは、つい最近まで新宿の有名ホテルでシェフパティシエとして腕を振るっていた実力派。長年培ってきた技術と経験を生かしながら、新たな挑戦の場として選んだのが、多摩境の住宅街にある「Atelier Cachette Tamasakai」でした。
ホテルで磨き上げた確かな技術と、地域のお客様との距離が近い個人店ならではの温かさ。その両方が詰まったお菓子は、多くの方々に愛されています。
お店で使用される洋菓子の材料の多くを富澤商店から仕入れていただいており、地域に寄り添ったお菓子づくりを続けられています。
7月15日には、そんなカシェット様に富澤商店本社へお越しいただき、社内販売を開催しました。今回は、社内販売の様子とあわせて、お店づくりへの想いや富澤商店とのお付き合いについてお話を伺いました。
地域の方々に愛される“お菓子の隠れ家”

店名の「Cachette(カシェット)」は、フランス語で“隠れ家”を意味します。住宅街の中に佇むそのお店は、まさに地域の方だけが知る特別なお菓子の隠れ家。今日も田中さんが心を込めて作るお菓子を求めて、多くのお客様が足を運びます。
店頭には、生ケーキと焼き菓子を合わせて常時20種類ほどの商品が並びます。季節ごとの味わいや定番商品が並ぶショーケースからは、お客様に喜んでもらいたいという田中さんの想いが伝わってきます。
ご近所のご縁から始まった富澤商店とのお付き合い


田中さんと富澤商店との出会いは、地域のつながりがきっかけでした。
店舗オープンを控えた頃、ご近所のパン屋さんのご家族と、お子さんが通う保育園を通じて交流があり、開業について相談をされていたそうです。その際に富澤商店卸の営業担当を紹介され、直接連絡を取ったことがお付き合いの始まりとなりました。
現在、お店で使用している洋菓子の材料の多くを富澤商店から仕入れています。
アールグレイの茶葉や小麦粉「メルベイユ」、ジェノワーズに使用する「スーパーバイオレット」など、お店のお菓子を支える原材料の数々。また、富澤商店で通常取り扱いのない原料についても営業担当へ相談すると調達をサポートしてもらえるため、新商品の開発時にも頼りになる存在となっているそうです。
富澤商店卸のルート配送サービスが、田中さんのお菓子づくりを支えるパートナーの一つとなっていることを感じました。
地域とのつながりが広げるお菓子の輪
カシェットのお客様は、近隣にお住まいの方々が中心です。
お子さん同士のつながりから生まれたママ友・パパ友のご縁や、近隣店舗とのネットワークを通じて、少しずつ地域に根差したお店へと成長してきました。
そんな地域とのつながりを象徴するのが、美容室への焼き菓子の卸販売です。
実は現在のお店のオープンが予定より後ろ倒しになった際、焼き菓子を販売できる場所を探していた田中さんが、普段通われている美容室へ相談したことがきっかけでした。
そこからご縁は今も続いており、現在では毎週焼き菓子を納品。週末にはほとんど売り切れてしまうほど人気なのだそうです。
美容室で髪を整えながら、おいしい焼き菓子も購入できる。そんな地域ならではの温かな関係性が広がっています。
また、お盆やお正月などご家族やご親戚が集まる時期には、手土産や団らんのお供としてお菓子を購入されるお客様も多く、カシェットのお菓子が地域の皆さまの大切な時間に寄り添っています。
好きなお菓子はマドレーヌとフィナンシェ
田中さんに好きなお菓子について伺うと、「マドレーヌとフィナンシェですね」と笑顔で答えてくださいました。
なかでもフィナンシェには特別な思い入れがあり、現在もさまざまなフレーバーを試作中とのこと。
近いうちに新たなラインアップとして登場する予定だそうで、お店を訪れる楽しみがまた一つ増えそうです。
一人だからこそ感じること
カシェットでは、材料の仕入れから製造、販売まで、ほとんどすべてを田中さんお一人で行っています。
一人でお店を運営する大変さについて伺うと、少し意外なお話を聞かせてくださいました。
「お菓子を作っている時は本当に一人で黙々と作業しているので、誰とも話さないんです。それが実はちょっと辛いですね」
お客様に喜んでいただけるお菓子を作るため、毎日コツコツと作業を続ける田中さん。だからこそ、お客様との会話や地域の方々との交流はもちろん、原料卸の営業担当が訪問してくれる時間も大切なコミュニケーションの機会になっているそうです。
「営業の方が来ると、つい色々な話をしてしまいます」
その言葉からは、人とのつながりを大切にしながらお店を続けてこられた田中さんの温かい人柄が感じられました。
私たちにとっても、原料をお届けするだけでなく、お客様の商品づくりや日々の店舗運営に寄り添える存在でありたいと改めて感じる機会となりました。
富澤商店本社で社内販売を開催!

7月15日、富澤商店本社にてカシェット様による社内販売を開催しました。
当日は、
・カヌレ
・ガレットブルトンヌ
・フロランタン
・ショコラフロランタン
・マドレーヌ
・ショコラマドレーヌ
・サブレ(バニラ・ショコラ・アールグレイ)
・ティグレ
など、多彩な焼き菓子が並びました。

販売開始を聞きつけた社員やスタッフが続々と集まり、会場には行列ができるほどの盛況ぶり。
「どれにしよう?」 「全部おいしそうで迷う!」
焼き菓子好きの社員・スタッフたちは、並びながらおすすめを聞き合い、大いに盛り上がっていました。
翌日からご家族でドライブ旅行へ出かけるというスタッフは、「家族みんなで食べたい!」と次々に商品を購入。思わず買いすぎてしまう人も少なくありませんでした。
また、「お店ではどの商品が人気ですか?」という質問に対し、田中さんが「カヌレとサブレ(バニラ)ですね」と答えると、
「じゃあカヌレもお願いします!」
「サブレも追加で!」
と、人気商品を聞いてさらに購入する社員の姿も見られました。
300個以上のお菓子をご準備いただきました

今回ご用意いただいたお菓子は、なんと300個以上。
準備の大変さについて伺うと、田中さんはこう話してくださいました。
「特にカヌレは大変でした。個別タイプの型を使っているのですが、お店には30個ほどしかないので、一度にたくさん焼けないんです。それに当日焼いたものを持って行きたかったので、朝3時に起きて焼きました」
そのお話を聞き、思わず頭が下がる思いでした。
早朝から丁寧に焼き上げていただいたお菓子は、どれも大好評。販売は昼過ぎまで行われましたが、持参いただいた商品のほとんどが売り切れとなりました。
「今度はお店に行きます」の声も

販売後には、
「会社の近くにこんなお店があるなんて知らなかった!」
「今度はお店にも行ってみます」
「営業日はいつですか?」
といった声が多く聞かれました。
カシェット様は、富澤商店本社のある多摩境駅からほど近い住宅街で営業されています。富澤商店が原料をお届けしているお客様の中でも、まさに“ご近所さん”の存在です。
今回の社内販売をきっかけに、新たなつながりも生まれました。
田中さんからも「また社内販売に来たいです」と嬉しいお言葉をいただいています。
地域とのつながりを大切にしながら、一つひとつ丁寧にお菓子を作り続けるAtelier Cachette Tamasakai。お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼お店情報

ATELIER Cachette|アトリエカシェット
町田市小山町
京王相模原線多摩境駅近くの小さなお菓子屋さん🍰
土日祝を中心にオープン|平日は不定期営業
11:00〜18:00
営業日・場所はInstagramの投稿をご覧ください📍
ご予約・お問い合わせはDMへ🎂
※お支払いは現金のみ
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